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死ぬまでにやっておきたいこと10がみつけられないまま、
少しづつ自宅を片づけています。
理想の我が家にはほど遠いですが、
倉庫の雨漏り、ベランダの補修、屋根の修理をしていると、
少しづつ夢に近づいている気がして、
とうとう新築直後に抱いていた、2階の窓から屋根に出入りするという、
とんでも無い夢がよみがえり、2階の窓のフェンスをとりのぞきました。

きもちいい~
屋根の上から夕陽を眺めて寝転んだのは、何十年ぶり・・・

しばらく夢中になれそうです。




 


相方と二人の子どもに感謝を伝えたいと思います。

わがままいっぱいに生きることができて、
楽しいことのたくさんあった人生でした。
「うまれてきてよかった」
出会えてしあわせでした。
どうぞ一度きりの人生を楽しんで生きてください。
「ありがとう。さようなら」

あ~たのしかった!


























 

  
私のお葬式について、家族に伝えておく事です。
上の子には、既に伝えました。
相方と何回も話し合っているのですが、
私も「家族葬」にして欲しいと思います。

さびしくない?
友人が聞いてくれました。
ずっと一緒に居ると感じるようになったから、
ふっきれました。
家族だけでじゅうぶんです。
そして家族のように思える人が幸いなことに、
増えましたから・・・





 
母が生まれた町には何度も行きました。
相方の生まれた町も何度も行きました。
父が生まれた町には、一度も行ったことがありません。

戦争で負けて、父がシベリアから引き揚げてきて以来、
父の生まれた町とは国交が途絶え、いくことができません。
親戚、兄弟、一緒に引き揚げてきた人からはずいぶん聞いたのですが、
自分の目で確かめてみたいと思っています。
想像は長い時間広がるばかりで、
花や木や、動物までもが駆け巡ります。

目の黒いうちに叶うことを夢見ています。









 
仕事と持家を片付けたい。

自分で始めた商売だから、生きてるうちに片付ける。
納得のいく終わらせかたをしたい。
自分で建てた家だから、理想だった住み方をして終わりたい。
何処で死んでも構わないけど、
こう過ごしたかった形に戻したい。
時間は短くて構わない。
きっと楽しいだろうなあ…
(借金を1日も早く返さないとなあ・・・)




死ぬまでにやっておきたいこと10・・・
うわきです!
まだ経験がありません!
でも、男として生まれた以上、1回でも、してみたいです!
二度とうまれてこないなら、今までの人生をかけてでも、してみたいと思います。
そのさきが失楽園だったとしても・・・
今日も酔っ払ってしまいました!
(でも、きもちいいです!)

新婚ほやほやのカップルが遠くから訪ねてきてくれました。
ラブラブな二人を見ているとなんだかうらやましく、
感情の起伏をどこかに置き忘れてしまった私がいるようで、
ムチャクチャしてみたいー
なんて気になります。
やっぱり中学生ですね。




 

 
明後日入院する友が気になって、東京郊外まで足を伸ばした。
病をおしてふるさとに帰ってきたのに、
連日お酒を飲ませて、体調を壊したのが気になっていたのだ。
大人気ないと反省しても、あとのまつり・・・
結果は痛いほどわかっていたのに・・・

駅前のホテルのラウンジに案内されて、
お昼時というのに、いきなり生ビールではじまった・・・
一杯で止まらず二杯目が・・・
このまま居れば開店早々の居酒屋にでも行きそうな勢い・・・

今朝見た新聞に養老孟司さんのコラムがありました。
「致死率100%、どうやっても逃れられない。」
死は考えても仕方のないもの・・・
「ゆく河のながれはたえずして、もとの水にあらず」
「世中にある人と栖と、またかくのごとし」

終のすみかはどこで迎えようが問題ではない。
今日という日は、明日にはなくなるのだから・・・

やっぱり飲んでよかったのかな?
中学生のまんまだなあ・・・







あと14年も生きられると考えるのか、
あと14年しか生きられないと考えるのか?
 
そばにいる友人がそれぞれ病と闘っています。
リンパ腫、こう頭ガン、食道ガン、
前立腺ガン、肺気腫・・・
予断をゆるさない病気ばかりです。
 
父母のお墓詣りに行くと、
ついでに先に旅立った同級生のお墓に手を合わせて帰ってきます。
振り返るといつのまにか、同級生のお墓が増えていました。
よく見ればお父さんがずっと前に建てていたのに、気がつかなかったのですね。
墓標に同級生の名が刻まれていました。
 
平均寿命から考えれば14年後は同級の友人のだれも残っていなくて、
私も、彼も隣同士のお墓の中にいる・・・
そんな境遇のせいでしょうか?
女性に親切にされると、
「あと14回しか会えないのだから・・・」などと妄想をいだいてしまいます。
 
どちらにしても、
考えれば考えるほど、
他人事のようにしか理解しようとしない私がそこにいます・・・
成長しない己を、
ここに問題があると認識しながら、
どうやれば己の問題としてとらえられるのか分からないのです。

あと長くて一年、と宣告されれば真剣に考えるのでしょうか?
数字的には、「ながくて14年」と銀行にも、生命保険会社にも、引導を渡されています。
知らんぷりでは通りませんが、「まだ14年ある。」と考えて、
悔いを残さないよう、大事な時間を、大切に消費しようと考えています。

(やっぱり中学生から成長してないな~)





 


花火の季節を迎えて、
「恋は遠くの花火ではない」というキャッチコピーが飛び込んできました。
 
横浜駅の構内には恋する若い浴衣姿の女性がたくさんいて、
キャッチコピーを実践しているのを、目の当たりにしているようでした。
火をつけようとあがいている自分に気づいて、
そこには、消えかかっている事を認められない中学生の私がいました・・・
 
(死ぬまでこーなんだろうか・・・)
 
垂れ込めた雲と、
打ち上げた花火の煙で見えなくなってしまった、ふるさとの花火・・・
いちねん、ずっとまっていたのに、
ちいさなまちの、おおきな期待を担った花火だったのに、
感動を爆発させたかったのに、
フラストレーションの残る、
すっきりしない花火になりました。
 
見方を変えれば、
風もなく、波もおだやかで、
心配することのない、
とても安心してすごせる、
快適な余興の時間だったはずなのに・・・

どこかでみんな爆発する、危険な人生にあこがれているんだろうか?





 

 
白河の関を過ぎれば、そこには東北の澄んだ清新な空気が流れ始める・・・
とばかり思っていた、山形生まれの母を持つわたしは、
偶然隣り合わせた「白河以北」を看板にする若者と五日間一緒に仕事して、
己の出自を考えさせられてしまった。

戊辰戦争のあと、官軍であった薩長の人々が放った東北を侮蔑する言葉と若者に教わった。
仙台生まれの彼は、その悔しさを己に当てはめて、
生き方の指標にしていると言った。
山形弁に近い親しさを感じていたわたしは、

冷たい真水を頭から浴びせられたように、打ちのめされた。

萩の五ヶ所が世界遺産に登録されたと浮かれていた私には、
足元をすくわれたような気持ちがした。

「嫌な名前をつけるな…」と食ってかかる人もいた・・・
弁明する若者の姿がやるせなかった・・・

宿に帰って、東北の母と、山口の父に生まれて良かったと思い直した。
どちらの悲しさも理解できるのだから・・・
そして、どちらのふるさとも無条件で好きでいられるのだから。

理屈はどんなにでも弁明できても、
好きになるのに理屈は不要だ、
と中学生の頃から確信しているわたしには、
それ以上のものは必要ないのだから・・・

仙台の一番の出稼ぎの収穫だったと思うと、
打ち上げのいっぱいのビールのおいしかったこと・・・
まだまだ止められそうにないなあ・・・